Cakewalk by BandLabは、Cakewalk TTS-1というプラグインシンセが付属しています。動作が軽くて使いやすいシンセですが、メロディを弾くには、音圧(感覚的な音の大きさ)が、少し小さめです。
そこで、フリーのシンセサイザー音源 Vitalを、インストールして試しましょう。プリセットが、しっかり作り込まれていて、音圧十分の音色が多く、演奏中に、音色を変えるといった操作も容易です。
シンセサイザー Vitalの特長
Vitalの特長を、2つほどあげてみます。
波形やグラフの動きで音色を把握できる
シンセサイザーの操作画面は、一般に、音を1から作るということもあり、多くのつまみ(ノブ)があふれて、初心者は圧倒されます。下図は、次回紹介する Synth1 とよばれる、フリーのシンセサイザー画面です。
Vitalも同じように、多くのノブをもっていますが、Synth1とは違って、大きな波形やグラフが印象的です。そして、キーボードなどで弾くと、その波形やグラフが、リアルタイムで動いて、音色変化などを目で確認できます。
もちろん、Vitalも、シンセサイザーですから、音作りの仕組みは複雑で、初心者が、グラフなどの動きを見ただけでは、何がどうなっているのか、すぐには理解できないと思いますが、それでも、操作したときの感覚は、把握しやすいでしょう。
プリセットですぐに活用できる
Vitalは、多機能ですから、本格的に使いこなすには、かなりの時間が必要かもしれませんが、プリセットを備えています。
インストールが終わり、お使いのDAWで、Vitalを呼び出すと、複雑な操作なしに、すぐ、いろいろな音色で、演奏できます。
インストールの手順動画
具体的なインストールの手順は、次の動画にまとめました。
☆Vital FREE のダウンロード先:https://vital.audio/