【無料でDTM入門 4】Cakewalk by BandLabをインストールしよう

インストール DTM入門

 これまでのDTM入門の記事をご覧になり、興味がわいてきたという方は、ここで無料で利用できるDAWのCakewalk by BandLabをインストールしましょう。ただ、パソコンの扱いやソフトのインストールの経験が少ないという初心者にとって、このインストール作業は、けっして簡単ではないようです。そこで、少しでもわかりやすいように、インストールの実際を動画にまとめました。ご利用ください。
 なお、ここでの紹介内容は、執筆時点のものですから、ソフトのバージョンアップや仕様変更などによって、表示や手順に異なる部分があるかもしれません。
 実際のインストールにあたっては、必ず、ご自身でダウンロードサイトで表示される指示や操作手順に従い、確認しながら進めてください。この記事は、あくまでも個人の環境による一例です。この記事を参考にしたインストールによる不具合等についての責任は一切負えませんので、予めご了承ください。
 また、当ブログのCakewalk by BandLabの紹介内容は、すべてWindows版に関するものです。

インストールの注意点

 Cakewalk by BandLabのインストールに入る前に、次の点を確認しておきましょう。

最小システム要件

 Cakewalk by BandLabは、お使いのパソコンが、次の最小システム要件を満たしていないと、インストールできない、あるいは、インストールしてもうまく動作しない場合があります。

・OS : Windows 7以降(64ビットのみ)
・CPU : IntelまたはAMDのマルチコア
・RAM : 4GB
・空きディスク容量 : 3GB
・画面解像度 : 1280×800
・ハードウェア : ASIO互換推奨 [ ASIO:大まかにいうとオーディオを入出力するための規格の一つ]
 ※あくまでも目安の一つで、執筆時点のDLサイトに表示されている要件です。

インストールで失敗しないために

 インストールは、管理者権限を持つユーザーとして行う必要がありますが、うまく進まないときに、まず考えられるのはセキュリティ対策ソフトの干渉です。インストールを終えるまで、一時的に止めなければならない場合があります。セキュリティソフトを止めてしまうとウイルス感染が心配という方は、Cakewalk by BandLabのインストールのみ監視対象から外すなどの対策もとれるはずですから、お使いのセキュリティソフトの説明等を確認してください。

ファイアーウォール


 また、インストール時は、他の不要なアプリケーション(バックグラウンドのプログラムなど)はできるだけ終了させておきましょう。

ダウンロード手順を動画でチェック

 実際のダウンロードに入る前に、その手順をまとめた動画(約10分間)を確認しておくと、わかりやすいかもしれません。なお、ダウンロードの最初に、BandLabアカウントをお持ちでない方は、アカウントの作成を求められます。名前・メールアドレス・パスワードの3つを、あらかじめ準備しておきましょう。

(1/4) BandLab アカウントの作成

メールアドレスとパスワードを準備する

 まず、BandLabサイトのアカウント作成ページでアカウントを作成します。無料です。

メールアドレスとパスワードを準備

アカウント作成のポイント

 上のサインアップの画面で、名前・メール・パスワードを入力しただけでは、アカウントの作成は不完全です。
 入力したメールアドレスに、BandLabから件名「Please confirm your e-mail address(あなたのEメールアドレスを確認して下さい)」のメールが届きますから、「Confirm」ボタンをクリックする必要があります。

(2/4)BandLab Assistantのインストール

 アカウントが作成できたら、Cakewalk by BandLabのダウンロードサイトに移動して、先に、BandLab Assistantをインストールしなければなりません。Cakewalk by BandLabは、このBandLab Assistantを通してインストールするからです。

インストーラのダウンロード

 BandLab Assistantのインストールを自動で行ってくれるソフト(インストーラ:BandLab Assistant Setup ○○○.exe)を、次の手順でダウンロードします。

インストーラのダウンロード1

 [Download]をクリックすると次のページ下にジャンプします。

インストーラのダウンロード2

 ここで[Download]をクリックして、次のように[ファイルを保存]で「BandLab Assistant Setup ○○○.exe 」ファイルをダウンロードします。

インストーラのダウンロード3

インストーラの実行

 ダウンロードした「BandLab Assistant Setup ○○○.exe 」ファイルをダブルクリックで実行すると、BandLab Assistantがインストールされ、通常、デスクトップ画面には、次のショートカットキーアイコンが表れます。
 BandLab Assistantが起動できれば、「Apps」タブのクリックから、Cakewalk by BandLabの[Install]ボタンが見つかります。

インストーラの実行

(3/4)Cakewalk by BandLab のインストール

 BandLab Assistantの[Install]ボタンをクリックすると、あとは、画面に表示される指示に従うことで、Cakewalk by BandLabのインストールが進められます。ここでは、本体と同時にインストールするAdd-onsとよばれる4つのソフトを、簡単に紹介しましょう。

Add-onsとは

 Cakewalk by BandLabインストール中に、選択を求められるAdd-onsは、Cakewalk by BandLabインストール後は、いつでもデスクトップ画面のアイコンなどからBandLab Assistantを起動して、インストールできます。

Add-onsとは

Studio instruments Suite

 次の4つの音源がインストールされます。
・SI-Bass Guitar ……… ベースギター
・SI-Drums ……… ドラム
・SI-Electric Piano ……… エレクトリックピアノ
・SI-Strings ……… ストリングス

Drum Replacer

 ドラムのオーディオ素材を編集するAdd-onで、録音したバスドラムやスネア、タムなどをパーツごとに差し替え、好みのドラムキットが作れます。

Melodyne(30日間試用版)

 ボーカルなどのオーディオ素材を編集するAdd-onで、ピッチ補正やリズム補正ができます。一度録音した音声などを、後から自由に編集できるわけです。試用は30日間なので、試したいときにインストールしましょう。

Theme Editor

 GUI(グラフィック・ユーザー・インターフェース)の編集用Add-onです。具体的には、Cakewalk by BandLabの表示画面の構成パートごとの色の変更や調整などができます。

(4/4)音が出ることを確認する

 インストールが完了したら、さっそく、Cakewalk by BandLabのドラム音源を使って、音が無事に出ることを確認しましょう。すんなり音が出れば問題ありませんが、もし、まったく音が出ないとなると、いろいろな原因が考えられますから、初心者にとって、少し手間となるかもしれません。

新規プロジェクトから始める

 Cakewalk by BandLabを起動したら、スタートスクリーンの新規プロジェクトを選択して、「Empty Project.cwt」をクリックします。なお、ワークスペースは、通常[Advanced]に設定して説明します。

新規プロジェクトから始める

ドラムが表示されるまで

 [挿入]→[プラグインシンセ]でクリック。続いて[Drums]→[SI-Drum Kit]でクリック。

ドラムが表示されるまで1

 [プラグインシンセの挿入オプション]ダイアログが出たら、次の2箇所にチェックを入れ[OK]をクリックします。
   □インストゥルメントトラック      □シンセのプロパティページ

ドラムが表示されるまで2

 画面にドラムが表れます。マウスポインタをイラストのドラムやシンバルに合わせて、クリックしてみましょう。音が鳴れば、Cakewalk by BandLabでの音楽制作の準備が整ったことになります。

ドラムが表示されるまで3

ドラムの音が出ないとき

 次回「【無料でDTM入門 5】Cakewalk by BandLabから音が出ないときのチェック事項」で、その原因を探りましょう。