Ample Guitar M Lite IIのストラムパターンには、アコースティックギターのパターンの他にも、ロックやメタル系パターンが、たくさんあります。しかし、こうしたパターンを、アコースティックギターの音色のまま使っても、メタルなどの雰囲気は、出せません。
そこで、ここでは、Cakewalk by BandLabに付属しているギター用アンプシミュレータ TH3を使い、ロックやメタル風の曲を、作成してみましょう。
メタルパターンとTH3の呼び出し
Strummerパターンの設定手順
次の手順で、ロックやメタル系ストラミングパターンを、呼び出して設定します。

次図は、Metal_Default4を、選択して、音を確認している場面です。

鳴らしてみると、Ample Guitar M Lite IIは、基本的にアコースティックギターの音ですから、メタルパターンを使っても、あまりメタル風には聴こえません。そこで、ギター用アンプシミュレータ TH3の出番となります。
TH3プリセット利用の手順
アンプシミュレータ TH3の呼び出し手順は、次のとおりです。プラグインシンセのFX欄にある「+(ラックメニューの表示)」をクリックして「オーディオFXの挿入」に進みます。「Guitar」にマウスポインタを合わせると、TH3を選択できます。

クリックすると、TH3のアンプシミュレータが表示されます。左端は、プリセット関係ラックで、右端は、アンプやエフェクタのコンポーネントが並んでいます。

プリセットの仕組みは、まず、左上ラックBANKSから1つを選ぶと、そのバンクのプリセットが下のラックに表示されます。その中の1つを、ダブルクリックなどで選択すると、図のようなアンプイラストが表れて、アンプシミュレータが作動します。
次図は、バンクから「1 TH3 Cakewalk」を選択クリックして、表示されたプリセットの「28 Metal Hero,’80 hard rock」を設定した場面です。

TH3を使った演奏例の動画
次は、Cakewalk by BandLabのギター用アンプシミュレータTH3を、Ample Guitar M Lite IIに利用した演奏例の動画です。その使い方についても、紹介しています。