Ample Guitar M Lite IIは、フリーのギター音源として好評です。ここでは、そのインストール方法を紹介しましょう。
ダウンロードの前に
はじめに
ここでの内容は、執筆時点のものですから、ソフトのバージョンアップや仕様変更などによって、異なる部分があるかもしれません。また、お使いのパソコンの環境条件によっては、うまく動作しないことも考えられます。
この記事は、あくまでも参考例ですから、実際のインストールにあたっては、必ず、ご自身でダウンロードサイトに表示される指示や操作手順に従い、確認しながら進めてください。インストールによる不具合等についての責任は一切負えませんので、予めご了承ください。
Ample Guitar M Lite IIの使用法などについては、Windows版Cakewalk by BandLabでの利用を中心に紹介しています。Cakewalk by BandLabのインストールを希望される方は、次をご利用ください。

Ample Guitar M Lite IIはプラグインシンセで使用
ギター音源のAmple Guitar M Lite IIは、プラグインソフトとよばれます。これまで、Cakewalk by BandLabの紹介記事の中で、プラグインシンセのドラム(SI-Drum Kit)などを使用しましたが、そのプラグインです。したがって、Ample Guitar M Lite IIソフトをダウンロードしてから、Cakewalk by BandLabでプラグインシンセとして使えるように、読み込ませるための作業が必要になります。

ダウンロード手順を動画でチェック
実際のダウンロードに入る前に、その手順を動画(約6分半)で確認するとわかりやすいかもしれません。なお、ダウンロードの最初に、アカウントの作成を求められます。登録する姓名(ローマ字)・メールアドレス・パスワード(最低8文字)の3つを、あらかじめ準備しておきましょう。
ダウンロードの手順
Ample Guitar M Lite IIは、次のAMPLESOUNDサイトからダウンロードします。
ダウンロード先 → https://www.amplesound.net/en/download.asp
ダウンロードページが日本語で表示される「Reverb.com」の方をクリックして先へ進みます。

アカウントの作成
このページで「ダウンロード」をクリックします。

アカウント作成を求める表示が表れたら、準備していたメールアドレスなどを入力して「アカウント作成」をクリックします。

『登録したメールアドレスの受信ボックスを確認し、・・・「メールアドレス認証」をクリックしよう。』の表示が出たら、アカウント作成で入力したメールボックスをチェックします。次のようなメールがReverbさんから届きますから、メールを開いて「メールを確認」をクリックします。

「メールを確認していただきありがとうございます!」のページが表示されると、アカウント作成は、完了です。
ダウンロード作業の再開
アカウント作成が終わったら、再び、さきほどのブラウザのダウンロードのページに戻ります。
次の「このファイルを保存しますか?」の確認ダイアログが表示されていれば「ファイルを保存」をクリックします。もし、表示されていなければ、もう一度、「ダウンロード」をクリックしましょう。
そして、保存した「Ample Sound Ample Guitar M Lite II.exe」ファイルをダブルクリックで実行して、インストールを進めます。(ただ、このあたりの表示や手順は、各パソコンの環境設定等の違いにより、異なる場合があります。)

次が表示され、「Install」をクリックすると、インストールが始まります。あとは、指示に従い、英語になりますが表示を確認しながら完了まで「Next」を、次々とクリックしていくことになります。
その中でも、ポイントと思われる表示画面を、参考までに掲げておきます。

次の「64bit VST plugins 」のパス(ファイルやフォルダなどのデータの保存場所を示す経路)を確認する表示は、チェックしておきましょう。Cakewalk by BandLabに、Ample Guitar M Lite IIを読み込ませるときに、このパス名が必要になります。

次の「Finish」のクリックで、インストールの終了です。

これで、Ample Guitar M Lite IIのインストールが終わりました。
Cakewalk by BandLabの設定
無事に、Ample Guitar M Lite IIのインストールができたら、すぐにCakewalk by BandLabで使えるように環境設定しましょう。手順は次のとおりです。
Cakewalk by BandLabの環境設定の手順
次の画面のように[編集]→[環境設定]で、環境設定を開きます。(環境設定画面は、これからもよく使いますからショートカットキー[P]を打って開く方法を覚えておきましょう。)

環境設定の画面が表示されたら「VSTプラグイン」を選択します。そして、Ample Guitar M Lite IIのVSTPluginsを追加(パスを通すということもあります)します。VST(Virtual Studio Technology)は、Steinberg社が提唱しているDAWなどで利用できるプラグインの規格です。

「追加」をクリックして表示される画面で、Ample Guitar M Lite IIのVSTPluginsのあるフォルダを参照(パスを通す)します。お使いのパソコンの環境条件により、パス名は変わります。この例では、C:\Program Files\Steinberg\VSTPlugins となっています。

追加で、次のような表示になれば、環境設定の終了です。[OK]をクリックして、環境設定画面を閉じましょう。

Ample Guitar M Lite IIのプラグインシンセを確認する
Ample Guitar M Lite IIが使えるかを、確認しましょう。

無事、Ample Guitar M Lite IIが表示されました。キーボード部分をクリックして音が鳴ることを確認しましょう。

Ample Guitar M Lite IIの具体的な使い方などについては、次回以降となります。