Ample Guitar M Lite IIには、FXタブがあり、8個のエフェクトが使用できます。
エフェクト画面とその機能
Ample Guitar M Lite IIを、起動して、FXタブを選択すると、次の画面が、表示されます。実際に、コンピュータキーボードなどで、ギターを弾きながら、その効果を確認してみましょう。
コンプレッサー Compressor について
コンプレッサーは、少し操作が分かりづらいので、簡単に、紹介しておきます。
コンプレッサーの役割は、曲中の大きな音を、圧縮することです。小さな音は、そのままですから、結果的に、各音の大小の差が小さくなり、全体として、音圧を上げられるようになります。
・スレッショルド THREshold …… 圧縮を始める音量
・アタック Attack …… 圧縮を始めて、設定したレシオまでの到達(立ち上がり)時間
・レシオ RATIO …… スレッショルドを超えた音を、どの程度圧縮するかの比
・リリース Release …… 圧縮し始めて、スレッショルドまで圧縮できたら、そこから圧縮をやめるまでの時間
・ゲイン GAIN …… 通常、圧縮後は、全体の音は小さくなるので、ゲインで出力を調整
基本的に、コンプレッサーの操作は、スレッショルドとゲインの調整が、ポイントとなります。
その他のエフェクト
・オーバードライブ Over Drive … 音を歪(ひず)ませる効果があります。
・イコライザー 5Band EQ … 音質を調整できます。周波数の指定した帯域を、カット、あるいは、持ち上げると、音質が変化します。
・コーラス Chorus … 音に広がりがでます。
・フェイザー Phaser … 音にうねりがでます。
・ディレイ Delay … いわゆる山びこ効果を作れます。
・リバーブ Reverb … 残響効果が生じます。
・ワウ Wah … 「わうわう」といった音が作れます。
次の動画は、演奏で、リバーブ、オーバードライブ、ワウを使用しています。