【Cakewalk作曲入門 3】ドラムに合わせて DTMギターを弾こう

作曲入門

 Cakewalk by BandLabで、キーボードを使い、Ample Guitar M Lite IIギターが弾けるようになったら、ドラムを加えて演奏しましょう。

ドラムを呼び出す

 プラグインシンセの一つであるドラム(SI-Drum Kit)の使用について、注意点とその呼び出し(挿入)の手順を紹介します。

はじめに確認

 ドラムを準備する前に、Ample Guitar M Lite IIギターとコンピュータキーボードの設定を確認しておきます。設定が間違っていると、PCキーボードで、うまくギターが弾けません。

ハイライト表示は正しい?

ドラムを挿入する

 ドラムの呼び出しは、[挿入]→[プラグインシンセ]から[SI-Drum Kit]を選択します。

ドラムを挿入

 Ample Guitar M Lite IIに替わって、ドラムセットが表示されます。ここでは、次の点を確認します。

インプットモニターボタンの確認

 ドラムセットが画面に表示されて、すぐに、キーボードを弾くと、ドラム音が鳴ります。これまで、ギターに使っていたキーボードは、仕様で、直前に呼び出したドラムにつながってしまうのです。これは、インプットモニターボタンとよばれる部分の点灯(ハイライト表示)で確認できます。
 引き続き、キーボードでギターを操作したいので、トラック1をクリックして、ギターのインプットモニターボタンを点灯させなければなりません。

インプットモニターボタン

ドラム演奏とドラムパートの作成

ドラム演奏を聞きながらギターをかき鳴らす

 Cakewalk by BandLabは、ドラム音を聞きながら、キーボードでギターが弾けます。ギターだけの伴奏とは、また違った曲のイメージとなるはずです。
 SI-Drum Kitのサンプルを利用して、ドラムを視聴し、自分の好きなリズムパターンを見つけたら、そのリズムに合わせて、適当にギターを弾いてみましょう。

ドラムサンプルパターン

ドラムパートを作成する

 視聴によって、リズムを刻んでいるドラムに合わせてギターを弾くのは、簡単で楽しいのですが、ギターのキーボード操作と、ドラムのクリック操作を同時に行うのは難しいので、2つをピタリと合わせた演奏開始やエンディングなどは、困難です。
 そこで、曲作りで採用したいドラムのパターンが決まったら、ドラムパートをトラック2に作成しましょう。このとき、ドラムパートにイントロなどを作っておけば、ギター演奏開始をドラムに合わせられます。具体的なドラムパート作成法は、次の動画の後半で紹介しています。

 次回は、バンドの曲作りに欠かせない、ギターの録音方法などをとりあげます。